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感動するものを作るということ

今まで思い続けてきてることを書いてみます。

人が心から感動するものを作るということ

これってすごい難しい。だけども僕は僕が関わるからには、ユーザに感動してもらいたい。

そういうことを日々思いつつ僕は生きてます。

どうしてそういうことを思ってきたのか?

それを大きく感じたのはコンサート・ライブのスタッフをしている時でした。

僕がそのライブのアルバイトとして現場を作ってきたり、案内のスタッフをする中で、たくさんの感動して泣いているお客様を見てきたし、ファンと実際に会うことで毎日頑張れてるってアーティストも居ました。

お客様は、たったその人の生声を聞くためだけにチケット代、交通費、時間を割いてまでもその場に来る。人によっては本人が登場した瞬間に号泣する人もいる。声には出さないけど、ネット上のコミュニティで死ぬほどレスする人や実況する人も居る。すごい。

もちろん、直接僕が歌ったり講演をしているわけではないですが、その場を作る一人となることによって、来てくれたお客様が明日からもっともっと頑張ろうとか、思い出の一つになったと思ってくれる時が僕の中ではこの上なく嬉しく感じました。感動をつくるということは何かを起こす原動力になってくれる。そんなことを考えてると、感動をつくるというのは非常に面白いなーと思います。

このアルバイトが原点であり、それを超えるものに出会えてない気がする。特にウェブサービスとしては出会えてない。

それを超えられるウェブサービスを僕が作りたいなと思います。

でも、未だにわからないもの

感動とはなにか?心を動かすとはなにか?どうしたら人は行動に移すのか?

そういうところって直感勝負みたいな感じがあってまだまだ勉強したりてません。

直感勝負って言っても、自分のお客様を考え続け、それでもってこれだったらうまく動いてくれそうという分析があっての直感勝負かなーと思います。もっともっと人や自分の会社が解決したい問題について向き合って考えるべきかなーと感じました。

その先にあるもの

ウェブサービスに限らずですが、一瞬の楽しみを作ることが感動だとは思ってなくて、遠い将来、「あの時はアレがあったから楽しかった」とか「アレが印象に残ってる」そう記憶に強く残るものを作りたいなーと思ってます。

短期的に数値が伸びたからよく出来ました。じゃなくて、長期的に見てお客様が嬉しかったり、短期的だけどいい意味で印象に残った、って言われるようなものを作っていけば筆順的にお客様はついてくるんだろうなぁと思います。

競合がどうだからうちもどうするとかそう言う話もあるかもしれませんが、僕は賛成しかねます。お客様の心の奥底にある感情を探ってどうしたらその感情を動かせるのか。どういう事をするためにそのサービスを使うのか。そのサービスでまだ考えきれてない部分はどこなのか。何が問題としてあってそれをどう僕らが解決できるのか。

僕が今挙げたような疑問に対し小さな一歩を踏み出していかないと、感動するものっていうのは作れないんじゃないかなぁと感じています。

余談ですが、スティーブ・ジョブズだって似たことを言ってました。

When you want to have a date with a girl, are you going to send her 15 roses if you know that your rival is sending her 10 roses?
If you would think so, you will be defeated on that moment. 
Whatever your rival does, is not what matters. What does that girl really want?

「果たしてそれはユーザが求めてるものなの?」

僕は今後もこれを考えてサービスを作っていこうと思います。